こんにちは。ごつこらです。
今日はずっと気になっていたお店に行ってきました。
その名も「Made in ピエール・エルメ」(メイドインピエールエルメ)。
ピエール・エルメなら知ってるよ!
東京だけじゃなくて、京都とか神戸とか名古屋のデパートでも売ってるし!
かたかなの、ピエールエルメ?
. . . なんじゃそりゃ。
. . . 名前もそっくりだし、同じお店じゃないの?
ピエール・エルメ。どうしてカタカナ表記?
今回紹介するのは、かの有名なスイーツショップ「PIERRE HERMÉ PARIS」ではなくて、「ピエール・エルメ」。
このなんとも見慣れないカタカナ表記が違和感とともに興味を誘います。一体何なんでしょう?
そもそも、ピエール・エルメというのは人の名前です。
「PIERRE HERMÉ PARIS」のお店をはじめたフランスのパティシエ(お菓子職人)さん。
ピエール・エルメさんが、マカロンなどのお菓子のほかに日本で見つけたよいものを販売しているのが、カタカナ表記の「ピエール・エルメ」(Made in ピエール・エルメ)というお店なんです。
日本のものを扱っているからこそ、日本語にしかない文字、カタカナを使った店名にしたんですね。
ちなみに、ひらがなも日本の文字ですが . . . 「ぴえーる・えるめ」?
ひらがなだと読みにくいし、なんか「するめ」みたいだし。うん、カタカナを選んだのは納得です。
しかも、ただカタカナなだけではなく、あえての縦書き。「これでどうだ!」という意思を感じるのは私だけでしょうか?
フランスのパティシエが日本のものを日本で紹介?
フランスでも定番になりつつある日本の食材
でもよく考えるとフランスのパティシエさんが日本の良いものを紹介するってちょっと面白いですよね。
確かに、灯台もと暗しで、日本人が日本の良いものに気づきにくいってことはあるかもしれないにしても。
実は、フランスをはじめとしたヨーロッパのスイーツ界では、もう何年も前から柚子などの日本の食材を使うのが流行っています。
流行りすぎて、もう定番と言ってもいいかもしれません。
“Yuzu” −フランスのスイーツ界でも大人気の柚子
たとえば、 HENRI LE ROUX (アンリ・ルルー)の Yuzu Matcha Bar 。
この柚子と抹茶の味のチョコレートは、実際にフランスで販売されています。
こちらは、 PIERRE MARCOLINI (ピエール・マルコリーニ)の Melove Cake 。
黄色いケーキは柚子味です。こちらも同じくフランスで販売されています。
そして、 LENÔTRE (ルノートル)の Tarte au citron meringuée 。
このレモンメレンゲタルトには柚子も使われています。
これはフランスの商品ですが、日本のルノートルにも「キャレ シトロンユズ」というレモンと柚子のケーキがあります。
もちろん、我らが(?)PIERRE HERMÉ PARIS(ピエール・エルメ・パリ)にも、柚子を使ったスイーツがありますよ。
こちらは、ユズと抹茶風味のパウンドケーキ。
ピエール・エルメ・パリのオンラインブティック限定商品です。
日本食材の人気の高さを考えると、ピエール・エルメさんが日本の食材を色々と調べたら気に入ったものを見つけちゃったというのも、いかにもありそうな感じがしてきますね。
日本限定といえば . . . !
お重に入った豪華なスイーツおせちがピエール・エルメ・パリで販売開始しました。
今年、怒涛の1年をがんばったご褒美に。冷凍で届くので日持ちも安心です。
「ピエール・エルメ」の店舗はどこにある?
このカタカナ表記の「ピエール・エルメ」。店舗は日本にしかありません。
販売のみの店舗とカフェ併設で飲食できる店舗があり、カフェ併設店は東京都内の3店舗と羽田空港、中部国際空港、福岡空港の空港内3店舗のみ。
空港を利用する機会は限られていますが、都内の店舗は東京駅構内にもあるので新幹線の待ち時間に一息できるかも。
① 丸の内二重橋ビル(二重橋スクエア)1階
最初にオープンした店舗は、東京・丸の内の「丸の内二重橋ビル」にあります。
千代田線の二重橋前駅、各線の日比谷駅、有楽町駅、東京駅などが近いです。
以前紹介したおしゃれなキャラメル屋さん「NUMBER SUGAR」も直線距離100メートルほどのところにあるので、丸の内の街を散策がてら、スイーツ屋さん巡りもできますよ。
② グランスタ東京 地下1階
東京駅構内の「グランスタ東京」にもあります。
グランスタではお土産物や駅弁などが揃っているので、新幹線に乗る前に「ピエール・エルメ」を覗けますよ。
駅構内は広いので、十分な時間を確保しておいてくださいね。
→ フロアマップで「ピエール・エルメ」の場所を確認する
③ キラリナ京王吉祥寺 3階
3店舗目は少し離れており、東京郊外です。
JR線と京王井の頭線が通る、おしゃれな街・吉祥寺にあります。
井の頭線改札のすぐ隣にあるので、手土産用などにささっとお買いものができて便利な立地です。
「ピエール・エルメ」で買えるものって何がある?
では、実際に Made in ピエール・エルメ を訪れたらどんなものが手に入るのでしょう?
スイーツ
ピエール・エルメといえば、スイーツ!もちろんスイーツは手に入ります。
マカロンやチョコレートのほか、マドレーヌなどの焼き菓子もあります。
パッケージは、例の
カタカナロゴのシンプルな白い箱や缶に入っています。
ドレッシング! マヨネーズ! ピクルス! 醤油?
ピエール・エルメっぽくない異色の商品が、
- ドレッシング
- マヨネーズ
- ピクルス
を始めとした調味料です。お醤油なんかもあります。
これらもカタカナの「ピエール・エルメ」ロゴがついたオリジナルパッケージに入っています。
イートイン&テイクアウト
Made in ピエール・エルメの一部店舗には、カフェスペースが用意されています。
こちらの写真は、Made in ピエール・エルメ 吉祥寺店で食べられるスイーツ。
ショーケース上の段にはクッキーのほか、クロワッサンやパン・オ・ショコラなどのデニッシュが、下の段にはマカロンの乗ったメレンゲスイーツがあります。
もちろんコーヒー・紅茶などの飲み物もあります。
1号店の丸の内店では、サンドイッチやキッシュ、丼などのカフェごはんも用意されていますよ。
イートインメニューは店舗によって違うので注意してください。
オリジナルグッズ
こちらも取り扱い店舗限定ですが、Tシャツやスウェット、ショッピングバッグなどのオリジナルグッズが揃います。
もちろん(!)、どれも
ロゴ入りです!
( . . . えっと、これはおしゃれなの? だんだんよくわからなくなってきた . . . 。)
そうそう、ピエール・エルメと言えば、なぜかランドセルもありますよ。
チョコレートカラーとピスタチオカラーの2色展開で、こっちは色が好みならアリかもしれないです!
いかがでしたか?
ツッコミどころもありつつも、世界に数店舗、日本国内にしかないお店です。
ちょっとめずらしいおみやげを探すのもよし。カフェでちょっと休憩するのもよし。もちろんマカロンやチョコレートを目当てに行くのもよし。
ただ、ピエール・エルメ・パリで扱っている商品とはラインナップが異なります。
ホワイトデーの限定マカロンが欲しいなど、目当ての商品が決まっている場合には、ピエール・エルメ・パリのオンラインストアが確実です。そこだけちょっと気をつけてくださいね!
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