縄文土器も弥生土器も間近で見れる!紅葉だけじゃない箱根美術館の見どころ

[ごつこら記はアフィリエイト広告を利用しています]
博物館

こんにちは、ごつこらです。

先日、箱根美術館に行ってきました。

Advertisement

箱根美術館の紅葉後の冬支度

箱根美術館といえば . . .

紅葉がとーっても有名なところです!

上の写真は茶室からお庭を眺めたときの風景。

窓の外の紅葉が、お茶室内のテーブルに反射して夢のような美しさ。

. . . ですが、今回は冬の間に行ったのでこんな景色は見られず。


お庭は冬支度中でした。(写っている人影は作業中の庭師さんたち。)


これは萱敷と呼ぶそうで、お庭の苔を保護してくれます。

箱根は山なので雪も結構積もりますからね . . . 。

雪が降るとこんな雰囲気になるそうですよ。


さてさて、そんな箱根美術館に紅葉のシーズンでもなく雪のシーズンでもなく訪れたわけですが、もちろん目的がありました

それは . . .

縄文土器が見たいっっっ

という欲求に勝てなかったでした。

「箱根美術館には縄文土器がある。」

縄文土器。

覚えていますよね?小学校のときの歴史に出てきました。

この子です。

小学生の頃、歴史の資料集が友達だったごつこら。

はじめて見た縄文土器が忘れられませんでした。

なんだこれ。
. . . なんなんだこれ。
. . . . . . なんなんだこのウネウネ。



この意味があるんだかないんだかよくわからない形状がなぜ生まれたのかがまず謎すぎるし、
(いや、意味はあったんですけどね。)

先生は「縄の模様だから縄文土器なんだとか言うけど縄の模様には全然見えないし、
(模様については今もなお、ピンときていないです。)

でもなんだかよくわからない威厳を感じる . . . !



こんなに気になる縄文土器。
でもこれまで実物を間近で見る機会がなかったんです。箱根美術館で見れると知って一目散に向かいました。

見てください、この教科書に載ってそうな典型的縄文土器!




ちなみに、隣に弥生土器も居ます。

箱根美術館では、ガラスを隔てることなく、この土器たちを見れるのが至福です。


小学校のときに受けたテストで、縄文土器と弥生土器の写真が載っていてどちらのほうが時代が古いかを問う問題がありました。

知識としては縄文土器のほうが古いから縄文土器を選ぶのが正解だと知っていました。

でも「どう見ても縄文土器のほうが華やかだし、個人的には縄文土器のほうが新しくて弥生土器のほうが古いって思いたい!」ってことで敢えて間違ったほうを選んだのを覚えています。


弥生土器は時代が進んで薄く焼けるようになったから技術の進歩の成果なんだ」と教えてもらってからは納得して、ちゃんと正解を選ぶようなりましたよ。




そうそう、縄文土器の隣の弥生土器の隣には、さらに埴輪たちも居ます。



(もう少し後の時代の須恵器も居ましたが、ごつこらは須恵器にはそんなにときめかないので、割愛。)


紅葉シーズンは随分混むそうですが、それ以外の季節は比較的ゆっくりと見られます。

土器好き・埴輪好きはゆったりと長居ができますし、そうでなくてもお庭を散策しつつ美術品を見たい方には箱根美術館はおすすめの場所です。

箱根美術館の所要時間とそのほかの展示作品

箱根美術館での展示作品は、縄文時代とそれ以降の焼き物だけではもちろん無く、趣の違うものも展示されています。

展示室はあまり大きくない2階建の建物なので、ゆっくり派でなれば1時間くらいで見終わるボリュームです。


土器の展示室は撮影OKでしたが、撮影禁止の展示室もあり詳しく紹介できないのが残念です . . . 。

特に、近現代の作家さんの作品を展示している部屋では、増村紀一郎さんの漆器や、前田明博さんの白磁に、とってもワクワクしましたよ。

箱根美術館へのアクセス

箱根美術館は、強羅駅からケーブルカーで2駅の「公園上」駅を降りてすぐ目の前にあります。



距離的には強羅駅から歩けそうに見えますが、実際にはかなり急な坂道を登り続けることになるのでお気をつけて!

Advertisement
この記事を書いた人

〈名前の由来は、スリランカで出会った草〉
 

ゴツコラは、古くから長生きに貢献すると言われてきたハーブ。 
長生きするからにはいろんなことをやってみたいよね!
 
好きなものは、スイーツと旅行。

コロナで海外旅行できなくなってからは、コストコやカルディの外国のお菓子を試すのがお気に入り。
昔住んでいたアメリカ風の味のお菓子があるとテンション上がりがち。

博物館箱根美術館
シェアする

コメント