生のお米からふわふわのパンができちゃう、生米パン。
初回は発酵に失敗して散々な結果だったけど、今ではサクッと難なく作れるようになりました。
今回は、ついにアレンジレシピに挑戦します!
生米パンの公式アレンジレシピ
今回のアレンジレシピは、公式のレシピ本に載っているものから選んでみました。
黒ごまパン、ビーツパン、パプリカパン、ほうれんそうパン、にんじんパン . . . 。
いろいろなものを混ぜ込んだカラフルなパンがたくさん載っています。
いかにも野菜!ってかんじの緑のほうれんそうパンも気になるけれど、今回は冷蔵庫に常備されているにんじんを使って、オレンジ色のにんじんパンを作ることにしました。
にんじんパンを作る
材料は簡単。
もうすっかり配合を覚えてしまった基本の生米パンの材料に、にんじんを追加するだけです。

にんじんの水分を考慮しているためか、ぬるま湯の分量だけ普段より少なくします。
ということで、お米、ぬるま湯、オイル、糖分、塩分、ドライイーストに加えて、今回の主役のにんじんをミキサーにかけて混ぜ合わせます。
にんじんはミキサーで細かくなって生地に練り込まれるイメージです。

混ぜ終わったら、いつもどおり型に流し込みます。
流し込んだ中心の部分の生地が盛り上がってしまいました。


むむ。
なんかいつもよりドロッとしている気がする。
水分が足りないのかなー。
にんじんの分、ぬるま湯を減らしているのですが、野菜の水分量は季節や品種、保存方法などによって個体差があるはず。

それなら少しお水増やしてみたら?

でも初回だし、とりあえずレシピ通りに作ってみる!
型を左右に揺すると、表面が思ったよりもあっさり平らになって一安心。
そして、発酵させること20分。


順調に膨らんでるね。
過発酵にならなくてよかった!
そう。はじめて生米パンを作ったときは、過発酵させてしまって見る影もない無残な姿になったのを思い出します . . . 。
でも今回は大丈夫そうです。
オーブンに入れる直前には更に発酵が進んで、ふんわりぷくぷくして良い感じです。


でも、なんとなく、いつもよりキメが粗いような気がする。

とりあえず、いつもどおり焼いてみよう!
生米パンの中央が凹んだときは何が原因?

こんがりと良い焼き加減に焼き上がりました。
にんじんが入っているので、色はいつもより黄色っぽいです。
. . . ただ、下の写真で見るとわかりやすいのですが、中央がへこんでしまいました。


ぐぬぬ。やっぱり水分が少なかったのかな?
調べたところ、中央が陥没するのは、水分が多いときか、混ぜ足りないときなのだそう。
今回は水分が多いというのは考えにくいので、混ぜたりなかったということみたいです。

でもいつもどおり混ぜたんだけどなー。

いつもどおりなのがダメだったのかも。

えっなんで?

いつもは固形なのはお米だけだけど、今回はにんじんがあったから。
にんじん結構大きいし、繊維を細かくするのにいつもよりたくさん混ぜないといけなかったんじゃない?
焼き上がった生米パンの断面を見ると、たしかに下半分の生地が詰まっている感じです。

比重の大きいものが下の方に沈んでしまったのかもしれません。
そして、感じの生米パンの味はというと . . . 。

失敗してパンのふんわり感が無いのは見てわかるとおりだけど、なんとなく奥のほうににんじんのシャキシャキ感がする . . . 。
にんじんの食感があるということは、やっぱり撹拌不足ということですね。
野菜パンを作るときは、プレーンパンよりもしつこくミキサーにかけるのが鉄則のようです!
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