そろそろ旅行に行きたいところ。それも、1週間以上、海外旅行とか、船旅とかに行きたい。
でも無情にも世の中はコロナ一色で緊急事態宣言も延長され . . . 。
しかし!!そんなことにはめげず、いつかの旅行に備えて準備をしています。
その1つが新しい生理用品への挑戦。実は生理用品って旅先でいつも使っているものが手に入らなかったりするし、とはいえ持っていくとかさばるので悩みのタネではないですか?
ということで、便利そうな生理用品の品定めとして、吸水型サニタリーショーツを試してみました。
吸水型サニタリーショーツとは?
吸水型サニタリーショーツと言われても、日本ではまだまだ扱っているお店が少ないので知らない人も多いかもしれませんね。
吸水型サニタリーショーツは、その名のとおり吸水するサニタリーショーツのこと。
ショーツのクロッチの部分に吸水シートが使われています。そのため、ナプキンやタンポンなどを使わなくてもそのショーツを1枚履いただけでショーツ自体が経血を吸収してくれるという画期的な商品です。
いくつかのメーカーから販売されていて、洗濯機で洗えるお手入れ簡単なものもありますよ。
「ムーンパンツ」を買ってみた
今回試してみたのは「ムーンパンツ」。
吸水型サニタリーショーツ自体はいくつかのメーカーから発売されていて、どれから試すかは少し迷いました。
最終的に「ムーンパンツ」を選んだ決め手は、台湾のメーカーが開発した商品だから。
ショーツなので体型に合わなくてズレたり漏れたりするのは結構心配です。
吸水型サニタリーショーツがいくら便利で気軽に使えたとしても、生理中の経血をきちんと吸収してくれないと意味がありませんからね。
その点、台湾で開発されたものは、欧米で開発されたものよりも日本人の体型にも合いやすくて安心できるだろうと思って選びました。
「ムーンパンツ ヘビー&ナイト」を試してみた
今回は、寝ている間にも利用しやすい「ムーンパンツ ヘビー&ナイト」を試してみました。
「ムーンパンツ ヘビー&ナイト」は名前のとおり多い日や夜用で、大は小を兼ねるという発想でこれを選びました。
ギフト使いもできるパッケージ
まず思ったのが、パッケージが可愛らしいっていうこと。
厚みのない正方形の箱に入っています。
表側はうさぎのロゴが真ん中に。左上にあるシールでサイズと形がわかるようになっていますが、このシールがなければ下着が入っているなんてわからないですよね!
裏側は丸いシールで止められています。シールにはさりげなく「Heavy & Night M」と、こちらも中に入っている製品の形とサイズがわかるようになっています。
中を開けるとこんな感じで説明書きのリーフレットが見えます。その下に綺麗に畳まれて入っているのが黒いショーツ。
おしゃれでさりげないパッケージなので、気の置けない友達へのプレゼントに良いと思いました。便利なアイテムだから喜んでもらえそう!
さて、中身を全部出すとこんな感じです。箱は開くと内側に説明が書いてあって、ほかにリーフレットとショーツです。
肌触りや吸水シートの広さは?
ショーツは思ったよりも薄手で、ユニクロのエアリズムシームレスショーツのようなテロテロ感。
クロッチ部分の生地は少し厚みがあります。でも生地の内側に何かが埋め込まれているような感じではなく「厚手の布」という程度で、履いても違和感がありません。
下の写真は裏返した、内側のお尻側。円形に色が違うのがわかると思いますが、この円形の部分が全部吸水シートになっています。さすが夜用ですね。これなら安心。
洗濯表示などは腰のところにプリントしてあるので、タグがチクチクしたり汚れたりする心配も無いですよ。
「ムーンパンツ ヘビー&ナイト」を使ってみたメリット
ということで、履いてみました。
着心地は違和感なく、クロッチ部分の生地の厚さも特に気になりません。
普通のショーツと変わらなすぎて、はじめはそわそわしながら過ごしてたよ。
でも動いてもずれたり漏れたりしないから、慣れてくると生理中だってことすら忘れそうになる . . . 。
実際に使ってみてわかったのは、ナプキンを取り替えるのが実は結構ストレスだったということ。
ナプキン自体がかぶれなどの要因になることは有名ですよね。
でもその観点だけではなくて、ナプキンの入ったポーチを持ち歩いたり、取り替えるのに時間がかかったり、捨て方に気をつけたり…。
こういうちょっとした気遣いがなくなるととても気分が良いです。
これがタンポンだと紐が気になるし、月経カップは使うのにコツが要りますが、吸水ショーツならコツとか関係ないのですぐに使えます!
経血を吸っても表面はサラサラなので、布ナプキンと比べてもずっとずっと快適です。
ムーンパンツを実際に使ってわかった メリット
- 履くだけなので、サイズが合えば誰でもすぐに使える
- 薄手のショーツなので好きな洋服が着れる
- ナプキンなどを持ち歩く必要がない
- ナプキンを取り替える手間や、捨てるときの気遣いがいらない
- 経血を吸っても表面がサラサラで快適で、蒸れたりかぶれたりしない
「ムーンパンツ ヘビー&ナイト」を使ってみたデメリット
逆にデメリットというと、今の所あまり無いです。
薄手ですが動いてもずれたり漏れたりすることもありません。
ただ、経血量が多い場合は慣れるまで吸収量の様子を見る必要があると思います。
そのほかのデメリットは、強いて言えば 衛生面と洗濯の手間でしょうか。
(洗い方についてはこの後詳しく解説します。)
価格は5,000円と、レースのショーツのような値段設定ですが、使い捨ての生理用品の費用や精神的な開放感などを考えると十分価値はあると思います。
ムーンパンツを実際に使ってわかった デメリット
- 経血量が多い場合は、慣れるまで履き替えタイミングの様子を見る必要がある
- 経血を吸収した下着を身に付けているのが気持ち悪いと思ってしまうと使うのが難しい
- 洗濯のときにひと手間いる
- 普通のショーツと思うと高い
洗濯のひと手間もお風呂のついでなら大したこと無いし、控えめに言ってもムーンパンツめちゃくちゃ良いです!
みんな絶対試してみるべき!
ムーンパンツの洗い方
吸水ショーツと聞いて気になるのは洗濯のことですよね。
なんとなく良さそうなのはわかったけど、洗うのがめんどくさそう . . .
ムーンパンツの洗い方は「セスキ炭酸ソーダをとかした水に15分ほど浸してからネットに入れて洗濯機へ」というのが正しい方法だそう。
私はセスキ炭酸ソーダを持っていないので、血液汚れに普段使いしている「バジャン」という洗剤を使うことにしました。
バジャンを水に溶かして、ムーンパンツを入れるとみるみる水が濁ってきます。
この一手間が面倒な人もいると思いますが、私はむしろ濁る水を見て安心しました。経血の成分が吸水シートに残るのは気分的にちょっと気持ちが悪いので、ちゃんと洗えている感じがして良いんです。
でも浸けておくだけでいいので、お風呂に入りながら浸けておいて後で洗濯機に入れればOK。想像より簡単でした!
ムーンパンツの種類
世の女性みんなにおすすめしたいムーンパンツ、今回紹介した夜用以外にも種類があり、全部で5種類あります。
5種類もあるんだ。どれにするか迷っちゃうなぁ。
簡単に決める方法があるよ!
まずは、昼用か夜用かを決めて、それから形を選ぶと良いよ。
夜用の「ムーンパンツ ヘビー&ナイト」は給水量が多く、吸水シートも後ろの方まで付いています。
そのため寝ている間に使いたい場合はこれ一択です。
昼専用のものが欲しい場合はその他の4タイプから選択することになります。
これらは形やデザインが違うだけで機能的には大差ありません。
ボクサーやハイウエストが好みであれば、それぞれ「ムーンパンツ ボクサー」「ムーンパンツ ハイウエストタイプ」を選んだらOKです。
デザイン重視ならヒップ上が1枚レースになっている「ムーンパンツ デイタイムブラックレース」がおすすめです。
とりあえず試してみたいなら「ムーンパンツ デイタイム」が価格的にもベストな選択肢です。
一覧にすると、このような違いがあります。
給水量 | ナプキン換算給水量 | 吸収パッド | カラー展開 | 価格 | |
ムーンパンツ ヘビー&ナイト | 多い | ナプキン 3〜4枚 | 大きい | ブラック | 5,500円 |
ムーンパンツ デイタイム | 標準 | ナプキン 2〜3枚 | 標準 | ブラック、ピーチ、ペールブルー | 5,280円 |
ムーンパンツ デイタイムブラックレース | 標準 | ナプキン 2〜3枚 | 標準 | ブラック | 5,280円 |
ムーンパンツ ボクサー | 標準 | ナプキン 2〜3枚 | 標準 | ブラック | 7,150円 |
ムーンパンツ ハイウエストタイプ | 標準 | ナプキン 2〜3枚 | 標準 | ブラック | 7,480円 |
昼夜兼用で使いたいし、価格的にも機能的にもこれが良さそう!
私は夜用の「ヘビー&ナイト」と、昼用の「デイタイム」を買ったんだけど、正直「ヘビー&ナイト」2枚で良かったと思ってるよ
「デイタイム」がダメってわけじゃないけど、「ヘビー&ナイト」は昼も夜も安心して使えるし、値段も200円しか違わないしね
「ムーンパンツ デイタイムブラックレース」を買い足した
1年半ほどムーンパンツヘビー&ナイトとムーンパンツデイタイムの2枚を使ってきたけれど、やっぱり2枚だけだと洗って乾かして . . . が間に合わないときがあるので満を持して買い足しました。
正直、最強のムーンパンツ「ヘビー&ナイト」だけ買えば事足りるのですが、迷った末に「デイタイムブラックレース」も買っちゃいました!
レースってゴワゴワしたり痒くなったりで、履き心地が心配だから正直迷ってたんだけど…。
でも、ヒップの部分が1枚レースになっているショーツを生理中にあえて履いて、自分の既成概念を壊してみたかったんだよね!
ということで、無事届いたレースのムーンパンツ。
. . . ですが、まだ使っていないので近日中に正直レビューを更新します。お待ちあれ!!
ムーンパンツのサイズ展開に要注意!
さて。欲しいムーンパンツが決まったらサイズを選びます。
いくつかのデザインで迷っているなら要注意!
実はデザインによって微妙に対応ヒップサイズが違うんです . . .!
(デザインごとの対応ヒップサイズ) | S | M | L | XL |
ムーンパンツ ヘビー&ナイト | 〜 82cm | 〜 92cm | 〜 102cm | 〜 112cm |
ムーンパンツ デイタイム | 〜 86cm | 〜 96cm | 〜 106cm | 〜 116cm |
ムーンパンツ デイタイムブラックレース | 〜 86cm | 〜 96cm | 〜 106cm | 〜 116cm |
ムーンパンツ ボクサー | 〜 88cm | 〜 98cm | 〜 108cm | 〜 118cm |
ムーンパンツ ハイウエストタイプ | 〜 88cm | 〜 98cm | 〜 108cm | 〜 118cm |
私の使っているムーンパンツの「デイタイム」と「ヘビー&ナイト」は、ウエスト部分と太ももの付け根部分はゴムテープのような素材になっています。
身生地はストレッチが効いていてしっかりフィットするのに比べて、ゴムテープはそこまでは伸びません。
ゴムテープも柔らかいから食い込んで痛いってことはないけどね
もしお腹まわりや太ももが気になっていて食い込むのが苦手なら、いつものワンサイズ上を選ぶのが良さそう。
ウエストが細い人や、お腹まわり多少食い込んでも痛くなければOKという人は、ヒップサイズにあわせて選ぶと良いと思いますよ。
コメント