2023年、新緑の箱根。
今回訪れたのは、箱根・宮ノ下にある自然薯の専門店「山薬(やまぐすり)」。
このお店は超人気店で、昼時は1時間待ちは当たり前、休日は2時間待ちも普通というほどのお店。
さすがに何時間も待つのはね . . . ということでこれまではあきらめていたけれど、今回はほぼ待たずに入れたので、山薬のじねんじょ料理に初挑戦してきました。
2022年に開店した新店舗に行くつもりだったけど…
こちらの山薬というお店、10テーブルほどの店内なのに何十組も待っていて、いつも店の外まで人でいっぱいなのですが、2022年に新しい店舗ができたということで、今回ほんとうはそちらに行ってみようと思っていたんです。
でも新しい店舗は斬新すぎて、ちょっと気分じゃない . . . !
というのも、山薬の新店舗「自然薯農家レストラン 山薬 宮城野本店」は非接触型店舗で、注文はタッチパネル式 . . . なのはともかくとして、内装が完全な回転寿司仕様。
安い価格帯のお店ってわけでもないし、体にいいものを食べるのにやっぱり雰囲気も楽しみたい!
そんなわけで、混雑覚悟で前々からある宮ノ下店のほうを覗きに行ったら、ちょうど空いていて大正解でした。
宮城野に大きいお店ができたから、そっちといい塩梅に分散されたのかもね
最近はすいてる?箱根の自然薯専門店・山薬
こちらが宮ノ下にある古くからあるほうの「山薬」。
宮ノ下駅からはたっぷり15分は歩く、ちょっと辺鄙な場所にあります。
外観は小屋的な見た目。ですが、この小屋の中で食べるわけではなくて、階段で下に降りたところに食事スペースがあります。
店内はちょっと独特な雰囲気ですが、回転寿司風の2号店よりも雰囲気が良くて、そして何よりも . . .
窓際席は景観が最高!
春の新緑の箱根は気持ちの良い景色が楽しめました。紅葉の季節もすごく良さそう。
宮ノ下「山薬」のランチをいただいてきた
さてさて、肝心のランチメニューはというと。
自然薯の専門店なので、自然薯料理が中心の定食が数種類。そして単品のおかずもあります。
少食の私は品数が一番少ない「麦めしとろろ膳」に。
おひつで出てくる麦ごはんをよそって、とろろをかけて、いただきます!
自然薯のとろろは全然サラサラ感はなくて、文字通りネバネバです。
スプーンですくって食べたくなるとろろご飯はよくあるけれど、こちらはお箸で難なく食べられるしっかりしたとろろ。
味付けも美味しくて、ついつい麦ごはんをおかわりしちゃいます。
ご飯は一人あたりお茶碗2杯分くらいの感じで最初からおひつに多めに入ってるけど、おかわり自由だから更におかわりしてるテーブルがほとんどだったよ!
そして、どの定食にも付いているのが、左手奥にある「山芋ステーキ肉味噌あん」。
「山芋ステーキって何?固形の山芋を焼いたやつが出てくるのかな」と思っていたら、すりおろした山芋を焼いたものでした。
最初はなんだか不思議な味に感じたものの、2、3口目から美味しくなってきて、特にお味噌との相性が抜群!
どれも美味しかったー!
家で山芋料理作ったことないけど、今度挑戦してみようかな
新店舗のほうが駐車場も客席も多いので、観光の合間に体にやさしいものをさっと食べたいならそちらがおすすめです。
でも今なら新店舗と分散されているので、宮ノ下店のほうも昔より混雑が解消されているみたい。こちらも覗いてみる価値ありです◎
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