海外旅行に行きたいんだァァァ . . . !と毎日叫びたいごつこらです。
特にコーラキャンダ(ゴトゥコーラという草などで作るスープ)の存在を教えてくれたスリランカへの思いはひとしお。
とはいえ、2020年は海外旅行は無理だろう . . . ということで、せめて本場の味を楽しもうとやってきました。
東京・中目黒にある「セイロン・イン」というスリランカ料理屋さん!
スリランカ料理ってどんななの?
「スリランカ料理ってどんななの?」ってよく質問されるんだけど、スリランカ料理っていうのはね、
いや、その前にスリランカってどこ . . . ?
え . . . あ . . . そうね . . .
スリランカってどこ?
スリランカというのは島国で、インドのすぐ南にあります。
首都は「スリジャヤワルダナプラコッテ」というやたら名前の長いところですが、すぐ近くのコロンボという街のほうが栄えています。
(言葉の切れ目は「スリ ジャヤワルダナ プラコッテ」です。最初の「スリ」はスリランカの「スリ」と同じ単語。)
特産として有名なのはなんと言っても紅茶。セイロンティーの「セイロン」というのは「スリランカ」のことを指します。
そして、紅茶好きなら知っているかもしれない「ウバ」「キャンデイ」「ヌワラエリア」「ディンブラ」などの銘柄、実はどれもスリランカの地名です。
(緑茶も、宇治茶・知覧茶・八女茶・狭山茶 . . . と地名で区別しますよね。紅茶も同じように産地で呼ばれたりします。)
ごつこらは、紅茶はヌワラエリア推しです!
スリランカ料理ってどんなもの?
ここからがスリランカ料理のお話。
スリランカ料理といえばとにかくカレーです!
えっ。カレー?まさか、毎日カレー食べてるの?!
はい、伝統的には毎日カレーを食べてます。
でも現地のカレーって具も味付けも色々だから、日本でよく見るカレーライスを毎日食べてるってわけじゃないのだよ。
和食で表現すると、伝統的には毎日魚だけど、「煮付け」とか「焼き魚」とか「煮物」とかいろんな種類の魚を味付けを変えて楽しむ感じかな。
あとは、毎日煮物が出てくるけど、「里芋の煮っころがし」とか「筑前煮」とか「ぶり大根」とか「治部煮」とかたくさん種類があるような感じにも近いね。
ふぅーん。カレーってことはナンも一緒に食べるんだね?
ヽ(`⌒´)ノ
ちがーう!!
ナンは断固否定だ!
それは北インドの食べ物じゃー!!!!!
そう。日本ではカレーとセットで有名なナンはインド料理。隣の国といえどスリランカの料理ではありません。
(「スリランカフェスティバル」の屋台で、近年は平然とインドカレーとナンが売られているのが残念でならない . . . 。)
スリランカでは主食は基本的にはお米です。でも、ほかにも「パラタ」というナンをもっと薄く小さくしたパンみたいなもの、「ロティ」というトルティーヤみたいなもの、ストリングホッパーというお米でできた麺もあります。
ストリングホッパーは表現が難しいのですが、お蕎麦みたいに細長く切って麺にするのではなく、ところてんみたいに穴の空いた専用の道具を通して麺状にします。太さはところてんよりもずっと細いです。
セイロン・インに行ってきた
前置きが長くなりましたが、スリランカ気分を味わうべく、セイロン・インに行ってきました。
場所は東京の中目黒駅から徒歩3分。
10テーブルほどのお店です。とても人気があるようで、お昼時はいつもいっぱいです。
ランチメニューはカレーセットなどがあります。
オススメはこちらの「スリランカホームプレート」。
カレーの種類は毎日異なるので、出てきてのお楽しみです。
右手でカレー同士やカレーとお米を混ぜ混ぜしながら食べるのがスリランカ流!
. . . なのですが、ここは日本なのでスプーンでいただきます。
カレーはそれぞれ具や味付けなどが異なります。それぞれをお米と一緒に食べても十分おいしいのですが、カレー同士も少しずつ混ぜながら食べるのがたまらない!
でもビビンバみたいに最初からいきなり全部をワァーって混ぜるような食べ方はしません。
スリランカで同じようなカレーを食べると、絶対に激辛なのが1つや2つあるのですが、そのあたりは日本向けに加減してくれているようです。
そうそう、このスリランカホームプレートは、テイクアウトもできます!
それのメニューは、ディナーメニューの商品ならテイクアウトできるそうです。
テイクアウトするとこんな感じ。
お店でいただくときはその場で説明してくれるそれぞれのカレーの種類を、メモに書いてつけてくれるのが地味に嬉しいです。
袋に入っているのは「とうもろこしのあげせんべい」。これはカリカリしているものなのでわざわざ別の袋に入れてくれました。お店だとお米の上に乗って出てくるので家でも再現してみました。
雑に乗せすぎてお米がまるで見えませんが、5種類のカレーを楽しめるおいしそうなプレートに仕上がりました!
ぜひみなさんも食べてみてくださいね。
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