【クルーズ裏話】寄港地観光を申し込むとうれしいおまけが…?!

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船から観た夕日の風景 クルーズの旅

クルーズ旅行を申し込んでしばらくすると、ショア・エクスカーション(寄港地観光) の案内が届きます

寄港地観光は任意だし、ぱっと見 値段も高そうだし、…でも港から少し遠いところも行けるのいいなー…と悩んでしまいますよね。

そう。寄港地観光に申し込むと、色々な所に行けます。

でもそれだけではなく、観光できる時間が伸びるという隠れたメリットが発生することもあります

たまーにですが

今回は、この裏技的メリットをお話しします!

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寄港地の観光時間を減らす3つのワナ

クルーズ旅行に申し込むとき、インターネットの案内かパンフレット、見ましたよね?

何日にどの港に着くかのスケジュールのところに、入港と出港の時間が書いてあったのは覚えていますか?
例えば、入港 7:00 出港 18:00 とか。

ここに書いてあった時間は、船が港に入ったり出たりする時間。だから、船から降りて観光できる時間は実はもう少し短いんです。

そして、観光時間を特に短くしてしまうケースというのが実は3つあるんです。3つめは不運なケースですよ💦

① 入国手続きが必要なとき

例えば、神戸港を出発して次の港が台湾の場合、台湾に着いたら入国の手続きが必要です。

ここでいう入国の手続きは、わたしたち個人の入国ではなくて、船自体の入国許可がまず先です。
この検査が厳しい国では 、許可が出るのに時間がかかりがちです。

② 港が小さいとき

港が小さい場合も、船から降りるのに時間がかかる典型的なケースです。

クルーズ船はとても大きな船ですから、小さな港には入ることができません。

こういうときの上陸方法は、まず、クルーズ船を港ではなくて沖に停めます。
その後、乗客をテンダーボートと呼ばれる小さな船に乗せて、その小さな船で港まで向かいます

ごつこらが実際に乗ったテンダーボートの定員は150名程度でした。

乗客は1500人もいるし、揺れている海の上で乗り換えるのは時間がかかるし、お年寄りも多いし、という感じでなかなか時間がかかってしまいます。

ちなみに、テンダーボートを使わないといけない港も、実はクルーズのパンフレットに書いてありますよ。

③ 旅程が変更になったとき

3つめのこれは不運なケース。
発生頻度としては多くないですが、ごつこらは体験したことがあります。

そのときはちょうど台風が来ていて、台風を避けるために、2つめに行く予定だった港に直接向かいました。
当然、その港には予定よりも早く着きます。

そうすると、クルーズ会社側も、受け入れ側の港も、当初の予定とは違うので手続きに時間がかかってしまいます

① ② ③ が組み合わせで発生すると、整理券配布の事態になる

そして、想像できると思いますが、ここまでで説明した ① ② ③ の複数の条件が重なると

船は停まった。観光に出かける準備も完璧。でもずっと船からでられない |||(-_-;)||||||

という事態になります。

さきほどの、ごつこらが遭遇した台風のときは、予定より早く到着したのが外国の港でした。

外国+予定外! …入港後2時間経っても上陸の許可がおりませんでした。

こういう時間がかかる場合には、たいてい「下船したい人集合場所」で整理券が配られます

準備が整ったら船内アナウンスで整理券の番号が呼ばれるので、ご飯を食べたり船内イベントに行ったりして待ちましょう。

寄港地観光で観光時間が延びるしくみ

さて、ここで登場するのが、寄港地観光の隠れたメリット?です。

整理券を配るほど下船に時間がかかるとき、最優先で下船ができるのが、寄港地観光の参加者です。

寄港地観光は、それ自体が数時間かかるプログラムですから、

下船が遅れる → 寄港地観光ツアーの開始が遅れる → 寄港地観光ツアーの終了が遅れる → クルーズの出港が遅れる

なんてことになったら、クルーズ会社は大変です。だから最優先なんです。

実は、寄港地観光ツアーの中でも優先度のランクがあり、下船できるのはこんな順番。

  1. クルーズ会社が運営する寄港地観光ツアーの参加者
  2. 大手の旅行代理店 (JTBなど) が運営する寄港地観光ツアーの参加者
  3. その他の会社が運営する寄港地観光ツアーの参加者
  4. 寄港地観光に申し込んでいない人

なので、予定外のことが起きたときには、寄港地観光に申し込んでいて良かった!という気持ちになります

ただ、遅めの出発時間の寄港地観光に申し込んでいるときはこのメリットはあまり期待できないです。

「港の近くを散策して、午後から寄港地観光」よりは「先に寄港地観光して、余った時間で近くを散策」のほうが良い選択です。

以上、寄港地観光をどうするかについては却って迷わせちゃったかもしれませんが、こんなこともありますよーというお話でした。

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