富山駅に降り立った私。
新幹線、JR、私鉄のほかに路面電車やバスも結構走っていて交通の便はかなり良さそう。
と思っていたら見つけたのが、大量の青い自転車が並ぶブース。
レンタサイクルかな
しかも1区画進むとまたもや同じ自転車が並んでいて . . . !
これが富山市のコミュニティシェアサイクル「Cyclocity(シクロシティ)」。
なぜこんなに至る所に . . . ?
犬も歩けばCyclocityに当たるってかんじ?
Cyclocityの料金体系は複雑?
富山駅周辺は大きな街ではないけれど、有名な公園や、デパート、美術館など、駅からちょっと行ったところにけっこういろんなスポットがあります。
早速Cyclocityを使いたいなって思って見てみたら。
払う金額は基本料金と利用料金で . . . 、 ( ˘•ω•˘ )
基本料金は2日パスと7日パスと定期パスがあって . . . 、 “r(・ω・`;)
何回レンタルしても最初の30分は毎回無料 . . . ? |li(σ・ω・`;)il|
なんだか難しくてよくわからないんだけど . . .
ということで、料金体系を整理してみたんだけど、わかったら案外シンプルだったよ!
Cyclocityの申込方法と基本料金
Cyclocityを使って払う料金は2本立てになっていて、基本料金と利用料金です。
基本料金は利用期間に応じた金額になっていて、利用期間の種類は、1日間、2日間、7日間、1年間があります。
もう一方の利用料金のほうは、自転車を借りてから返すまでの時間が30分を超えたときだけ発生する料金です。
富山駅周辺の主な施設はだいたい近くにCyclocityステーションがあるので、目的地近くで一度返却して、帰りは新たに自転車を借りれば30分を超えることはないはず。
なので基本的には基本料金の範囲内、30分以内に返すつもりで使うのがコツです。
ここからは4種類ある基本料金のうち、旅行者にも使いやすい1日パス、2日パスの使い方を紹介したいと思います。
. . . が、この1 日パスと2日パス、どちらも短期間のパスですが登録方法がだいぶ違うので表にしてみました(少し下にスクロールすると表があります)。
富山の滞在が1日でもCyclocityは断然2日パス!
下の一覧表が1日パスと2日パスに関する情報なのですが、実は1日パスも2日パスもどちらも基本料金の合計が同じなんです。
だから「1泊2日だけどどちらか1日しか使わないかも」っていうときも、2日パスで登録しておくに越したことはありません。
思ったより時間があいて、ちょっとお土産買いに行きたいなってなるかもしれないしね!
1日パス | 2日パス | |
---|---|---|
基本料金 | 500円/1日 | 500円/2日 |
申込場所 | 17ヶ所の提携施設 (宿泊施設、駐車場、観光案内所) | オンラインのみ |
支払方法 | 現金 (申込時:基本料金500+カード保証金500円) | クレジットカード |
申込に必要なもの | 本人確認書類 | クレジットカード |
補足 | 利用終了時にパスカード返却が必要 (返却時にカード保証金が払い戻される) | 交通系ICカードを登録したほうが便利 (自転車貸出時の専用IDの入力がいらなくなる) |
でもそれだけじゃなくて、富山への滞在が1日だけの日帰りの人も2日パスが圧倒的におすすめです。
というのも、1日パスを申し込むには15ヶ所しかない提携施設まで行かないといけないし、最後に富山を離れる前にまた提携施設に行ってパスカードを返さないといけないんです。
それ、その提携施設まで行くのにCyclocity使いたいわ . . .
そう、Cyclocityが最高に活躍する場面なんだけど、まだ申し込んでないから使えないのよー
本末転倒ってやつか
価格も良心的だしシェアサイクルのサービス自体は便利なんだからあんまり言わないであげて . . .
2日パスなら申込がオンラインで完結するので、今まさにCyclocityのスポットの目の前にいるなら断然2日パスが良いですよ。
クレジットカードが無い場合だけは、1日パスにしてくださいね。
ちなみに、7日パスは2日パスと同じ申込方法で基本料金1,000円なので、3日以上利用するなら7日パス買っちゃっても基本料金は3日分(1日パス+2日パス)と変わりません。
Cyclocityはどこが運営している?
駅前にたくさんあるCyclocity。
たまにCyclocityロゴのトラックがやってきて、Cyclocityの自転車を積んでいくのを見かけました。
場所ごとの台数の偏りを調整するためか、自転車のメンテナンスのためか . . . どちらにせよ、きちんと管理されてる感が好印象です。
実はCyclocityは、富山市の環境モデル都市事業の1つなんです。
そして実際に運営をしているのは、ヨーロッパをメインにシェアサイクルを運営しているジェーシードゥコーという会社の日本子会社です。
「ジェーシードゥコー」グループは世界中の76都市でシェアサイクルやってるんだって!
ちなみにCycloecity(シクロシティ)は富山市ではもっぱら「アヴィレ」と呼ばれています。
アヴィレっていう呼び名も富山市が決めたみたい。
「シクロシティ」と「アヴィレ」じゃ似ても似つかないから同じものだってわからないよ〜
ミツバチっていう意味の「アベイユ」と、街っていう意味の「ヴィル」で、「アヴィレ」なんだって。
シクロシティのことだっていうのはわかりにくいけど、「アヴィレ」って言いやすいし、外国風の響きも結構好きかも。
富山市に行ったら「アヴィレ」使ってみてくださいね!
コメント