箱根の玄関口、箱根湯本駅。
電車を利用するなら、箱根の旅はたいてい箱根湯本駅から始まります。
箱根湯本駅から電車やバスに乗って宿に向かいますが . . . チェックインの時間はだいたい午後3時。
チェックイン前にどこか寄りたいんだけど、荷物が邪魔なんだよね . . . 。
コインロッカーに預けてもまた取りに戻らないといけないなら、がんばって持っていくしかないのかな . . . はぁぁ。
あれ?看板出てるの気づかなかった?
えっ?看板? . . . えっ?何の?
キャリーサービスだよ!
その荷物、箱根湯本駅で預けたら、チェックインのときにホテルに届いてるよ!
箱根湯本駅のキャリーサービスとは?
そう。箱根湯本駅には、預かった荷物を指定のホテルまで届けてくれるという超便利なキャリーサービスがあるんです。
すごく便利なサービスなのに、ひっそりと営業していて大々的に宣伝もしていません。
運営しているのは箱根登山バス。箱根エリアでたくさんのバスを運行している小田急系列の会社なので安心しておまかせできます。
キャリーサービスの対応ホテル
キャリーサービスを使って荷物を届けてもらえる宿泊施設は、箱根エリアの約260のホテルや旅館とのこと。
キャリーサービス対象宿泊施設一覧が見たいところですが、残念ながら公開されておらず個別に問い合わせるしかありません。
問い合わせ先は、宿泊施設か箱根湯本駅の窓口のどちらでも大丈夫です。
「箱根エリアのほとんどの宿泊施設に対応」と謳っているとおり、会員制の宿泊施設や会社の保養所なども対応していますよ。
キャリーサービスの利用料金
キャリーサービスの利用料金は、税込800円からで次のとおり。
通常サイズ | 3辺の合計が120cm以内、20kgまで | 800円 |
大型サイズ | 3辺の合計が150cm以内、30kgまで | 1,000円 |
トランクサイズ | 3辺の合計が200cm以内、30kgまで | 1,500円 |
飛行機の機内に持ち込める荷物の基本サイズが「3辺の合計が115cm」なので、機内対応のキャリーなら800円でホテルまで届けてもらえます。
コインロッカーに預けるだけでも400円はかかるので、800円で手ぶらになれるならかなりお得です!
雨が止んだあとの傘が邪魔でいつも困ってるんだけど、それも運んでもらえるのかな?
そういう積み込みに気を遣うようなものはキャリーサービスの対象外だよ。
スーツケース(キャリーバッグ)とか、旅行鞄を運んでもらえるサービスだって思っておくのがいいかも
キャリーサービス利用時の注意点
とても便利なキャリーサービスですが、利用するときに注意すべきことがいくつかあります。
受付時間&受取時間
注意点の1つ目は受付時間。
行き(箱根湯本駅→宿泊施設)の場合は、箱根湯本駅で 8:30 〜 12:30 の間に荷物を預ける必要があります。
預けた荷物が宿泊施設で受け取れるのは原則 15:00以降です。
帰り(宿泊施設→箱根湯本駅)の場合は、宿泊施設に預ける締切時間は原則 10:00。
箱根湯本駅での受け取りは 13:30 〜 19:00 です。
箱根旅行の帰りに小田原でランチして帰ることもよくあるけど、そういう日はキャリーサービスは使いにくいのよね。
13:30以降に箱根湯本で荷物を受け取ってから小田原に移動すると、昼食が14:00頃になってしまうから。
キャリーサービスカウンターの場所
そしてもう1つの注意点は、キャリーサービスカウンターの場所。
ひっそりとした場所にありすぎて、私は箱根湯本駅を何回も利用していたのに旦那さんに言われるまで気づきませんでした . . . 。
箱根湯本駅構内にあるんです。
「駅構内」と聞くと切符売場の隣の窓口などをイメージしがちですが、そうではありません。
改札の中、ロマンスカーや箱根登山鉄道が停車するホームの端にあります!
電車を降りたら、改札に向かう階段が目に入りますが、階段を登らずに右手奥に進むとキャリーサービスカウンターがありますよ。
箱根湯本駅はホームも階段も1つしか無いから、迷うことはないはず!
ロマンスカーから箱根登山鉄道に乗り換えるときに利用するのも簡単。全部同じホームにあるよ!
荷物がなくなると行動範囲が広がって時間も有効に使えていいことずくめ!試してみてくださいね。
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