箱根への行き方の定番はやっぱりロマンスカー。
せっかくロマンスカーに乗るなら、展望席でゆったり景色を楽しめたら言うことなしですよね。
私も大好きな展望席ですが、予約の前によく確認して!!
よく調べないで予約をすると展望席のデメリットが強調された残念な旅行になってしまうかも . . .!
展望できない . . . 。
展望席なのに . . . 「展望できない」!?
展望席は当然1列目が一番人気で、1列目、2列目、3列目 . . . という順に予約が埋まっていきます。
早い者勝ちの展望席なので最後の数席が残っていると急いで予約したくなりますよね。
でもちょっと待って!
展望席の2列目は展望席のメリットがだいぶ低いし、3列目、4列目となるとメリットはほとんどありません。
展望席といえば、車両の天井まで続く大きな展望窓から見える迫力ある景色がウリです。
でもそれ、1列目しか堪能できないんです。
実際に写真を撮ってきましたので見比べてみてください。
こちらが1列目に座ったときの景色。全面窓で、これぞ展望席!っていう感じ。
そして、下が2列目からの景色。
どうですか?全然違いますよね。
実際に1列目と2列目に座ったときに撮ってきた写真なので車種が違いますが、そんなことも気にならないくらい景色の差が一目瞭然。
2列目は、1列目の座席が邪魔で魅力が半減しちゃうんです。
そうなると、3列目、4列目は言うまでもなく . . . 。(私が3列目以降の展望席には乗らないので写真もないのですが。)
3列目、4列目はこの後紹介する展望席のデメリットだけが強調されちゃう、一般席より残念な座席なんです!
ツラくて展望どころじゃない . . . !
私が今まで1番経験してきた展望席のデメリット。
それは、日差しが強いとめちゃくちゃツライということ . . . !
私は昼前には箱根湯本に着く時間帯のロマンスカーに乗ることが多いのですが、季節や天候によっては日差しがかなり入ってきます。
展望席は良く見える景色がウリですから、当然カーテンはありません。
そのため季節によっては日光が熱いし眩しいしで、せっかく予約した展望席を後悔することも実はちょくちょくあるんです。
対策という対策は無いのですが、サングラスや帽子など日除けになるものを持っていると安心です。
荷物が邪魔かも . . . 。
展望席は迫力のある景色を楽しむための工夫がされていますが、その1つが頭上の荷物棚をなくしたこと。
このため、展望席は荷物を置く場所が少なくなっています。
荷物が多めだけど展望席に乗りたいときは、GSE(70000形)という車種がおすすめです。(車種はロマンスカーの時刻表や予約画面に書いてあるのですぐわかりますよ。)
GSEは荷物が置けるように座席下のスペースが広めに取られているからです。
実際に飛行機機内持ち込みサイズのスーツケースを持って出掛けたところ、GSEは展望席の座席下にすっぽり収まりました。
でもVSE(50000形)の座席下には置けず、足元で邪魔になってしまいました . . . 。
奇数グループにはツライ!
箱根湯本から新宿に帰るために展望席に乗っていたある日のこと。
3人グループが小田原駅から乗ってきて展望席の1列目と2列目に分かれて座りました。
そのとき私は聞いてしまったんです。
あれ、これどうやって座席の向きを変えるんだろう?
そう。3人グループなので、座席を向かい合わせにして座りたいみたいなんです。
でも展望席は展望窓に向かって座席が固定されているので座席の向きを変えることはできません。
落ち着かない . . . 。
展望席が展望席であるゆえん。
展望席には子供連れのグループが一般席よりも集中しやすい印象です。
親子連れだけでなく、3世代のファミリーや子供連れ2〜3家族のグループも多いので、必然的に騒がしくなりがちです。
席が向かい合わせにならないのでグループ内で前後左右に分かれて座って声が大きくなったり。展望席の先頭で記念の写真を撮ったり。
展望席ならではの事情もあり一般席よりも騒がしいので、落ち着いて景色を眺めたい人には残念なこともあります。
いかがでしたか?
「一般席にすればよかった . . . 」と私も何回も思ってきましたが、それでもまだ展望席はロマンスカー予約の第一候補です。
ただ、時間帯や、一緒に行く人、空席状況などによっては敢えて一般席を選ぶこともありますよ。
ぜひデメリットも知った上で、ロマンスカーを楽しんでみてくださいね!
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