この夏、楽しみにしていた公演が開催中止になってしまったという人、きっとたくさんいると思います。
(もちろん、ごつこらも . . . 。)

あーあ . . . 。
楽しみにしていたのに中止になっちゃったね。
仕方ないから払い戻しの仕方を調べよう。

ちょっと待って!
そのチケット、払い戻さずに公演の主催団体に寄付してみたら?
ただの寄付じゃなくて、こちらも税金の優遇が受けられるかも!
新型コロナウィルスの影響により芸術・スポーツ等のイベントが中止に追い込まれてしまったとき、チケット払い戻しの代わりに主催団体にその金額を寄付した場合、税金が優遇される「寄付金控除」の対象とする制度ができたんです。

春にできた制度なんだけど、あんまり知られていない気がする . . . 。
制度の詳細
制度の詳細は、文化庁のホームページ に詳しく載っているので確認してくださいね。
ここでは、少しかいつまんで説明します。
寄付金税額控除って?
「寄付金税額控除」「寄付金控除」「寄付控除」。どれも一般的に同じものを指しますが、もしかしたらどれも聞いたことがないかもしれません。
これは寄付をしたら税金を優遇してもらえる制度のことです。有名なのは、ふるさと納税。
ふるさと納税とは控除の計算方法などが違いますが、学校や芸術団体などへの寄付も普段から税制優遇の対象となります . . . ただし、国や地方公共団体が指定した団体に対してのみ!
でも今回の公演中止チケットの寄付は、普段寄付控除の対象になっている団体かとは関係ありません。
つまり好きなアーティストや団体を応援するチャンスということ!
ただし、税額控除を受けるには確定申告が必要なのでご注意を!
(確定申告と言っても、寄附金控除だけならとっても簡単なんですけどね。)
対象となるチケット
どんなチケットでも寄付したら寄付金控除になるわけではなく、条件が定められています。
その条件とは . . . 文部科学大臣がOKしたもの!
というのが制度上の記載ですが、もちろん文部科学大臣が自ら指定するわけでなくて、主催者が申請したもののうち適切でないものは許可しないよ!ってこと。
対象となるイベントの条件は色々ありますが、ざっくり言うと、下の条件に合致しているなら主催団体に問い合わせてみる価値アリです。
・広く一般にチケットが販売されている、文化芸術またはスポーツに関するイベント
・開催日が 2020年2月1日 から 2021年1月31日までの間
各公演団体の案内
最後に、ごつこら記でよく紹介する公演団体の寄付ページも紹介しておきます!
寄付の手続きや対象公演については団体によって違うのでよく確認してくださいね。
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